ヒーローと悪役
昨日に引き続き「LOONEY TUNES」絡みの話ですが
以前、このアニメの何が好きなのか聞かれたことがありました。
擬人化された動物達がいたずらしたり、逆に仕返されたり、ひたすらドタバタのアニメですが
何と言っても、この敵役が完全な悪ではないところが私には魅力です!
戦隊物に代表される勧善懲悪のヒーロー作品も好きなのですが、
仲が悪いはずなのにどこか仲よさそうに見える、という関係性が、アクがなくて好きなんです。ルパン三世と銭形のとっつぁんの関係性みたいな(о´∀`о)
たとえ敵であっても、ある一定の敬意と尊重をもって対峙するという、日本に古くからある心みたいなものを感じるのかもしれません。
今の時代は「和を乱すもの=悪」、「悪は即排除」という考え方が強い気がします。
世の中、相容れないものはいくらでもあります。お互いにそれぞれの考え方があって、ただその考えが全く真逆に向いた時に「敵」と見なすようになるだけの話でしょうに、
近しい人レベルで見ても、世界レベルで見ても、どこか
「自分と自分の考えに追従する者たちだけが正義(`・ω・´)」
みたいな感じに見えて、悲しくなります
(/ _ ; )
ただ頭ごなしに否定するだけではなくて、何故相手がそのようにするのか理解しようとする姿勢を持った上で、
「やっぱ、こいつとは相容れないわ(´∀`:)」
と思った時に否定するという態度が私の理想です。
そうすると、そこから発せられる言葉も態度も、悪意の塊ではなくなり、敵味方ながらどこか「愛」を感じる関係性が成立するのではないかと思うわけであります( ̄^ ̄)ゞ
↑
(何で急にケロロ軍曹調!?)
それを実際に行なっているのが「LOONEY TUNES」とか「トムとジェリー」とか「ルパン三世」とかなんですよね(私の中では)。
とはいえ、毎回そんなこと考えながら見ているわけではなく、
単純にアニメが好きなんです!
アニメは純粋に楽しみたいも〜ん♪
ヾ(*´∀`*)ノ゙
0コメント