別れの季節


昨日、まるっと4年間乗ってきた愛車とお別れしました。




日産PAO(平成2年式)
御歳29歳。


そこそこの高齢車でした。






長年ペーパードライバーだった私にとって初めての車でした。



書きたいことはいっぱいあったのですが、思い出がありすぎて…





エンジンをかけてから走り出すまで10分くらい暖気しないといけないし


それを怠ると道の真ん中でエンストするし


オートマなのにギアをガチャガチャしないと坂道は登らないし


窓は手動だし


鍵もガソリンタンクの蓋も手動でしか開閉出来ないし


車高が低いから背の高い車のミラーに映りにくくて、しょっちゅうぶつけられそうになるし


小さいから遠くに見えるのか、割と近くまで走ってきてるのに脇道からヒョイっと出てこられるし


こちらは気づいていなくても、結構な頻度で知人に見つけられるし


パワステ壊れてハンドル重いし


サスペンションも調子良くなくて、段差を走った時の衝撃が半端じゃないし


たまにエアコン効かないし


左の三角窓のパッキンが古くて風の音がヒューヒューいうし


エアコンは暖かい風はフロントガラスと足元のとこからしか出ないし(正面はクーラーのみ)


ぴったり合うサイズのタイヤがなかなか売られてないし


どの窓も面白い開き方するし


外国の旅行客から写真撮られるし


排ガスの量も多いから税金高いし


直しても直しても次から次にガタがくるし


でも、生産数限定車な上に古すぎるので現存のパーツもほとんどないし


やたらと手がかかるかわいいやつだし…












とにかく、そんなところ全部が大好きでした!!

(´;ω;`)









少し前までは「まだ走れるのに」という思いが強かったのですが

起伏が激しい道や曲がりくねった道などを毎日往復90キロ近く走らせていたので、高齢のPAOにはある意味虐待に近かったかもしれない、とふと気づきました。




新しい子が来るのは来週です。世に多く出回っている軽自動車にしました。



故障してもパーツがないなどという心配もありません。

タイヤのサイズで苦労することも、エンジンをかけてから10分アイドリングすることも坂道でガチャガチャギアを変えることもなくなるでしょう。




次の子とも新たな思い出をたくさん作っていきたいです。




PAO、今までありがとう!!



クリクリおめめ






おもちゃっぽい横顔






カワイイおしり










長文失礼しました。







工房たなごころ

自然に囲まれた由布院の小さな工房

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